ある婦人部は晩年、病んで、家族の名前さえ思い出せなくなった。
しかし、医師が「人生で一番幸せだったのはいつ?」と聞くと、はっきり答えた。
「娘が生まれた時です・・・うれしかった!」。
それを聞いた娘さんの眼から、涙がどっと、ほとばしった。
「ありがとう、お母さん。その一言で十分です」
そして自分の子どもを、いつも叱ってばかりいたことを反省した。
「そうだ、この子が生まれた時、生まれてくれたことだけで私は幸せだった!」
ありがとう。本当は、あなたが生きていてくれるだけで、お母さんは幸せ。
あなたはそこにいるだけで、お母さんを幸せにしてくれている。ありがとう。
(聖教新聞2004年5月29日付 「人生は素晴らしい」)