七月十五日
富める家に生まれたから、幸福ではない。
貧しい家に生まれたから、不幸ではない。
名声の一家に育ったから、幸福ではない。
さまざまな苦しみのなかを、泣きながら生き抜くなかに、普遍の幸福が築かれていくのだ。
大勢の悩める人に希望を贈れる生命が輝いていくのだ。
七月十六日
自ら求めて、苦労をしていってほしい。そして、同じ苦労をするならば、大きな理想のために苦労してもらいたい。
自分の小さな殻に閉じこもるのではなく、友のため、社会のため、そして人類のためという大いなる理想を掲げて、学んでいくことだ。
七月十七日
師の恩を忘れず、また友情を大切に育んでいく―。一見、平凡のように見えるが、決してそうではない。こうした振る舞いのなかに、実は人間性の最も美しい発露があり、人間性の真髄がある。
七月十八日
人生、すべて順調というわけにはいかない。勝つ場合も、負ける場合もある。しかし、仮に一時は敗北しても、自分自身に負けてはいけない。
今、どんな境遇にあったとしても、自分自身に勝っているかぎり、その人は勝者である。
七月十九日
「心こそ大切なれ」
真実の幸福と勝利は、あなた自身の胸中で決定されるのだ。
七月二十日
日常はささいなことの連続かもしれない。しかし、一瞬一瞬の微妙な心のもち方によって、大きく幸福を開いていくことができる。
その心とは―
「賢明なる心」
「建設の心」
「勝ち抜く心」
「善悪を見極める心」
「人びとを救いゆく勇気の心」である。
七月二十一日
子どもにとって母親は、この世でただ一人の存在であり、誰も代わりはできない、絶対の信頼と安心の拠り所です。